今回は、折上げ天井の作り方の前編として、Revitでの折上げ天井のモデリングの方法について解説します。
後編で、LUMIONでの間接照明の入れ方を解説する予定です♪
今回はファミリを作ったりせずに壁と天井を使って作る方法です。断面形状としてはこのような形です↓
1-1.準備:レベルを追加する
建築のタブの基準面の「レベル」をクリックし、レベルを追加します。ここでは低い方の天井の高さ(CH2400)と高い方の天井の高さ(CH2700)としています。(レベルA、レベルB)
*このレベルは垂れ壁を作りやすいように作成しています
このレベルを展開図や断面図で表示したくなければ、レベルを選択し、右クリックをし、ビューを非表示→「要素」をクリックすれば非表示になります。
1-2.天井伏図に参照面で下書き線を描く
① プロジェクトブラウザを「天井伏図」に切り替え、1FLをクリックします。
② 「建築」のタブの「基準面」の「参照面」をクリックします。
天井の範囲と壁の位置の下書きをします。
内側の2本線は間接照明を隠す為の壁のラインです。外側の線は、高い方の天井線です。
2.天井を入力する
③「1FL」 に合わせ、 「建築」のタブの 「天井」をクリックし、
今回はプロパティは天井無地を使用しています。(Revit2021)
基準レベルは1FL、オフセット2400としました。(低い方のCH)
「天井をスケッチ」をクリックします。
④下図の①の描画の「長方形」をクリックし、下図のように天井面の範囲を囲い、②の編集モードを終了をクリックします。
低い方の天井が完成しました。
⑤上の天井の同様に作成します。 基準レベルは1FL、オフセット2700としました。(高い方のCH)
⑥垂れ壁を作成します。平面図のレベルAで
基準レベル:レベルA オフセット42(天井の厚み高さ)上部レベル:指定 指定高さ300としました。
⑦ 間接照明を隠す為の壁を作成します。平面図のレベルAで
基準レベル:レベルA オフセット42(天井の厚み高さ)上部レベル:指定 指定高さ108としました。
完成です
次回はこれをLUMIONにインポートして仕上げていこうと思います。