バーチャルツアーの作り方 その3です。
『バーチャルツアーの作り方 その1』では、バーチャルツアーを作るには何が必要なのか、と360度カメラの「RICOH THETA」について解説しました。
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バーチャルツアーの作り方 その1:カメラについて RICOH THETA
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『バーチャルツアーの作り方 その2』では、「Insta360 ONE X2」についてご紹介をしました。
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バーチャルツアーの作り方 その2:カメラについて Insta360 ONE X2
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今回ご紹介するのは、『Matterport pro2』です。
Matterport pro2とは
『Matterport pro2』は、アメリカ製の3Dスキャナーで今、日本の建築業界で大きな注目をあびています。
特徴
その1、その2でご紹介したカメラ 「RICOH THETA」 「ONEInsta360」と比べるとかなり大きなカメラになります。
・重量は 3.4 kgと結構重たいです。
・画像の書き出しは 8092 x 4552 ピクセルと高画質です。 ( THETAのZI:6720×3360ピクセル ONEInsta360 X2:6080×3040ピクセル )
・大きく「THETAや」「Insta360」と違うのはレーザーでの撮影だという点です。
ただ1点、Matterport pro2の弱点があるとすれば、屋外の撮影は出来ない事です。太陽の光と干渉してしまうからです。ですので『Matterport pro2』は屋内専用と考えておかなければいけません。
バーチャルツアーで屋外の画像も欲しい場合は、屋外の画像だけをLEICA BLK360で撮影をしたりしているようです。
RICOH THETAや Insta360が手軽に使用できる一般向けだとするとMatterport pro2はプロ仕様だといえます。
価格は、メーカーに見積もり要ですが、3,395$になっています。日本の代理店から購入すると、代理店により価格が異なります。
LEICA BLK360とは
『Leica BLK360』あの知る人ぞ知るカメラのLeicaの3Dレーザースキャナーで、市場最小・軽量の製品です。
サイズは高さ165mm x 直径100mm
重さは 1kgです。
『Leica BLK360』はipad にアプリをダウンロードして撮影を行います。
高画質なこのスキャナーもプロ仕様になります。Matterport pro2と違い、小さくて持ち運びがしやすいところがいいですね。詳しくはこちをどうぞ↓
価格は、メーカーに見積もり要ですが、定価で200万円いかないくらいだと思ってください。
バーチャルツアーに使用するカメラ4選をご紹介してきました。いかがでしょうか。あなたの予算と、出来上がった成果品に必要な品質によってどれを使用するかを選択する必要があることがおわかりになってのではないかと思います。
次回からは、バーチャルツアーを作成するアプリについて書きたいと思います。お楽しみに(^^♪