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BIM利用技術者検定試験の2025年前期の受験者数と合格者数、受験者属性が公開されました

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BIM利用技術者検定試験の2025年前期の受験者数と合格者数、受験者属性が公開されました

BIM利用技術者検定試験の2025年前期の準1級と1級の受験者数と合格者数、受験者属性が公開されました。2024年後期と比較しながら、動向を見ていきたいと思います。

受験者数

 受験者の準1級と1級の受験者数は、2024年後期よりも2025年前期のほうが半数くらいに減少しています。次の年齢分析と関連しますが、2024年後期に若い年齢層が増えましたが、今回減少しています。受験者は今後増加が予想されることを考慮すると、各種学校等のカリキュラムにおいて、後期の試験を受験時期と設定していることや建築士の受験のためと考えられます。準1級と1級の割合は、およそ半分づつで変わりありません。

 

年齢

 2024年後期は20~24歳の割合が24.2%と最も多く、30~34歳と続いていましたが、2024年前期は20~24歳の割合が4.8%と現象しています。20歳未満の受験者が増えていることから、専門学校の受験者が増えたことがわかります。(職種を参照)

                 2024年後期

※ https://www.acsp.jp/bim/docs/2024bim1-2data.pdf  から引用

                  2025年前期

※ https://www.acsp.jp/bim/docs/2024bim1-2data.pdf  から引用

 

居住地域

 居住地域は、東京がダントツで1位ですが、2025年前期は2位に新潟県がランクインしているところが前回と大きく変わっています。

 

 

職種

 職種としては、2025年前期は1位が「設計・デザイン」2位が「オペレーター」3位が「専門学校生」と続いていますが、2024年後期は2位が「専門学校生」、3位が「オペレーター」と2位と3位が入れ替わっています。専門学校で受験の採用が増えたことがわかります。
また、この結果から10代の年齢層が専門学校生であることがわかります。

                 2024年後期
              2025年前期

受験理由

 受験理由は「就職」が1位ですが、2位の「転職」が2024年後期の2.4%から7.5%へと増加しています。

 

受験するメリット

 受験するメリットは、1位「受験料が支給される」2位「資格手当が支給される」3位「昇給する」となっていますが、「昇給する」は2024年後期の2.4%から5.1%へと増加しています。

 

試験に使用したソフト

 試験に使用したソフトは1位が「Revit」2位がArchicadと続いています。

2025年前期

 今後、資格を取得するなら就職、転職のためにBIM利用技術者検定試験を合格しているとメリットがありそうです。職場によっては、昇給、昇格も期待できます。ソフトはこれから勉強する方はRevitがおススメです。

 合格するためのポイントなど、今後紹介していこうと思いますが、下記の記事もご参考にしてください。

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  • この記事を書いた人

shiba

Digital Archi Creation代表。一級建築士。建築系教員。各種講習の受講者は累計1413名。企業向けのファーストトレーニング(初級講習)も行っております。メタバースの空間作成を始めました。

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