Revitでの折上げ天井のモデリングの方法について解説します。
今回はファミリを作ったりせずに壁と天井を使って作る方法です。断面形状としてはこのような形です↓
![](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/0-1-1024x306.jpg)
1-1.準備:レベルを追加する
建築のタブの基準面の「レベル」をクリックし、レベルを追加します。ここでは低い方の天井の高さ(CH2400)と高い方の天井の高さ(CH2700)としています。(レベルA、レベルB)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 1-1024x494.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/1-1024x494.jpg)
*このレベルは垂れ壁を作りやすいように作成しています
このレベルを展開図や断面図で表示したくなければ、レベルを選択し、右クリックをし、ビューを非表示→「要素」をクリックすれば非表示になります。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 2.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/2.jpg)
1-2.天井伏図に参照面で下書き線を描く
① プロジェクトブラウザを「天井伏図」に切り替え、1FLをクリックします。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: プロ天井.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/%E3%83%97%E3%83%AD%E5%A4%A9%E4%BA%95.jpg)
② 「建築」のタブの「作業面」の「参照面」をクリックします。
![この画像には alt 属性が指定されていません](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/%E5%B9%B3%E9%9D%A2%EF%BC%91%E3%80%80%E5%8F%82%E7%85%A7%E9%9D%A2.jpg)
天井の範囲と壁の位置の下書きをします。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 3.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/3.jpg)
内側の2本線は間接照明を隠す為の壁のラインです。外側の線は、高い方の天井線です。
2.天井を入力する
③「1FL」 に合わせ、 「建築」のタブの 「天井」をクリックし、
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 天井アイコン.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/%E5%A4%A9%E4%BA%95%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%B3.jpg)
今回はプロパティは天井無地を使用しています。(Revit2021)
基準レベルは1FL、オフセット2400としました。(低い方のCH)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: CH低いい方.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/CH%E4%BD%8E%E3%81%84%E3%81%84%E6%96%B9.jpg)
「天井をスケッチ」をクリックします。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 天井をスケッチ.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/%E5%A4%A9%E4%BA%95%E3%82%92%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%81.jpg)
④下図の①の描画の「長方形」をクリックし、下図のように天井面の範囲を囲い、②の編集モードを終了をクリックします。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 1下の天井.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/%EF%BC%91%E4%B8%8B%E3%81%AE%E5%A4%A9%E4%BA%95.jpg)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 下の天井.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/%E4%B8%8B%E3%81%AE%E5%A4%A9%E4%BA%95.jpg)
低い方の天井が完成しました。
⑤上の天井の同様に作成します。 基準レベルは1FL、オフセット2700としました。(高い方のCH)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: CH高い方.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/CH%E9%AB%98%E3%81%84%E6%96%B9.jpg)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 上の天井-3.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/%E4%B8%8A%E3%81%AE%E5%A4%A9%E4%BA%95-3.jpg)
⑥垂れ壁を作成します。平面図のレベルAで
基準レベル:レベルA オフセット42(天井の厚み高さ)上部レベル:指定 指定高さ300としました。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 壁設定2-2.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/%E5%A3%81%E8%A8%AD%E5%AE%9A2-2.jpg)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 壁1.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/%E5%A3%81%EF%BC%91.jpg)
⑦ 間接照明を隠す為の壁を作成します。平面図のレベルAで
基準レベル:レベルA オフセット42(天井の厚み高さ)上部レベル:指定 指定高さ108としました。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 壁設定1.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/%E5%A3%81%E8%A8%AD%E5%AE%9A%EF%BC%91.jpg)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 壁2.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/%E5%A3%81%EF%BC%92.jpg)
完成です。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 完成.jpg](https://lumion3d.jp/blog/wp-content/uploads/2020/11/%E5%AE%8C%E6%88%90.jpg)